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2006年11月 1日 (水)

必修授業の未履修

今さらながら、ですが・・・

全国各地の高校で必修授業の未履修が相次いで発覚してますね。
自殺した校長先生もおられるようで、僕としては、
「そこまで気に病むほどの問題なんだろうか」
と、疑問に感じてしまいました。
よほど責任感の強い先生だったんでしょうね。
ご冥福をお祈りします。

さてさて、どんな授業を省いたのか、つーと、どうやら日本史が多いようです。

この問題って、もしかして靖国問題その他、歴史問題とリンクしてるんじゃねーか?

と考えてしまったのは僕だけでしょうか。

ある程度、正確な歴史を知って、それを踏まえた上でイエスだとかノーだとか言うのは、完全に個人の自由だと思うんです。
でも、その「ある程度正確な歴史の知識」って学校で教えるべきものではないでしょうか。
学校の週5日制とか、受験勉強とか、眼前にそびえる具体的な壁はクリアしなきゃいけないかもしれません。
だけど、自分の国の歴史を教えない、なんて、あっていいことなんでしょうか。

と、そこでまたふと思いました。

「教える時間を省いた」のではなく、「教師が歴史を教えられなくなってる」のではないか。

もしくは

意図的に教えなかったのではないか。

歴史問題になると、敗戦の後遺症とでもいいましょうか、いまだに右だ、左だ、と騒がしいんですが、日教組の締め付け(?)で、左寄りの歴史しか教えられない。
もしくは、「自虐史観」しか知らない。
でも、教科書をひもとくと、なんか客観的に書いてる。
善悪の判断は教科書には書いてない。

だけど、教師どもにとっては、
「日本の歴史は悪一色でなければならない」
という、得手勝手な思い込みがあるから、「客観的な歴史の事実」を「悪」に塗り替えなければならない。
しかし、それをするための知識を持ち合わせていない。
「悪という人がいるから悪なんだろう。でも教科書には『悪』とは書いてない。ならば教えない方がいい」
ってなところなのではないでしょうか。

だけど、冷静に、客観的に、あの戦争を見つめると、決して日本だけが悪いわけじゃない、ということに気付く人もいるわけです。
それでも教師たちは
「日本は極悪非道だ」
と教えなければならない。でも、きちんと歴史を教えると、
「日本はよく頑張った」
という感想も出てくるはずで、特に中国、韓国などによる内政干渉が激しい昨今においては、その反動で、反中、反韓に針が振り切れる可能性がある。
だから、受験だとかなんだとか、テキトーな理由をつけて、あえて教えなかったのではないか、と。
いわば「洗脳」に近いものがあるように感じる。

僕は既に30代半ばなんですが、高校時代は日本史を選択してました。
時間の都合で大東亜戦争まで間に合わなかった。
高校時代、思いました。
「自分が一番知りたいところなんだけど・・・」
(大学に入ってから、自分で勉強しました)

今の高校で使ってる日本史の教科書を、昨年か一昨年か、手に入れて読んでました。
昔とさほど変わってないんだけど、さて、鎌倉仏教がどうだとか、
江戸時代の絵画様式はどうだったのか、なんて、極論を吐けば、
歴史というダイナミズムの中における枝葉末節だと思うんです。

本筋は、織田信長が本能寺で…とか、幕末維新でどうなった、などといった部分なのではないのか、と。
そして、その中には当然、大東亜戦争(太平洋戦争)も含まれるわけです。

「受験」を理由に「自国の歴史」から目をそむけて、果たしてどのような人間を育てるつもりなのか。
日本史を無視したクソ教師どもにぜひ問いたい。

学校で教える、最も大切な「授業」は日本史なのではないんでしょうか。

「歴史は繰り返す」

という言葉があります。
そう。歴史に学ばない者は、同じ轍を踏むことになる。

日本史の授業を受けなかった生徒たちは、歴史から何の教訓も得られることはない。

亡国へ、亡国へ。

その兆しはチラホラと見え隠れするんですが、そういう方向へ進ませているのが
「ガッコーのセンセー」
という、「教育機関」の名を借りた「カルト集団」ではないのか、と思う次第です。

大東亜戦争時、自由な言論は封じられました。
軍部の独走によって、日本は原爆まで落とされ、挙句の果てには「極東裁判」なる理不尽なリンチで、戦勝国によって断罪されてしまいました。

今、正式な「日本軍」はありません。自衛隊もシビリアン・コントロールにより統制されています。
大東亜戦争は陸軍の独走によって始まり、亡国への道をまっしぐらに進んでいきました。

僕の目には、今という時代と、あの戦争の時代とが重なって見えてしまいます。
日本は「学校」という名の”思想教育機関”の暴走によって、あらぬ方向へと傾いていってしまうのではないのか、と。

もし、ここを読んでる、日本史の授業を受けなかった高校生諸氏がいるならば、ぜひとも伝えたい。
自国の歴史は学ばなければならない。
卒業してしまったなら、独学ででも勉強していただきたい。
そしてそこにある「歴史の教訓」と、「自分の国を愛する」ことの必要性を感じていただきたい。
それをおろそかにした時、この国は今度こそ本当に滅びかねない。

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コメント

省かれたのは『日本史』ではなく『世界史』です。
必須科目は世界史。日本史は選択です。

この問題。今更ていう気もします。
僕らの時代にも普通にありましたよね。
なんで今になって?とは思うものの、
そこにはやはり世界情勢が関わっていたり
するものなのでしょうか。

投稿: 妙音 | 2006年11月 1日 (水) 22時48分

日本史は選択でしたか。
どこかで見た一覧表に「日本史」「世界史」と両方書いてたから、
「日本史を省いたのか」
と思ってしまいました。

・・・と、フツーに流してしまいそうですが、ちょい待て。

日本史が選択授業であること自体がおかしい。

と。

さて、学校の授業ですが、世界情勢というよりも、
国内事情といったほうがいいような気がします。
日本史の授業…というか、「歴史認識」なるものが狂い始めたのは、
1980年代の、いわゆる「教科書問題」以降です。
「侵略」を「進出」と書き換えた、ってやつ。
A新聞の「虚報」だったわけですが、それ以降、
中国、韓国が内政干渉するようになりました。

それ以前は、兵隊さんは男の子のヒーローでした。
たとえ負けたとしても、「正義」のために命がけで戦ったわけですから。
僕が小学生の時は、まだそう教えてくれる先生がいました。

もちろん、その「正義」を是とするか否とするかは、
人によって見解が分かれるところだと思います。
いずれにせよ、事実も知らずにイエスだとかノーだとか、
勝手に判断する姿勢は間違っている、と考えています。
歴史の事実をどう捉えるかは、あくまでも生徒自身でなければならない。
思想を一方的に押し付けるのは、教育機関としてあるまじき姿ですね。

そういう歪んだ教育をしてるから、
教師が生徒をいじめて自殺に追い込んだりするのではないか、と。
いじめ問題については改めて書きたいと思っております。

投稿: 小兄 | 2006年11月 2日 (木) 02時07分

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